移住者インタビュー 加佐地区​空桜 橋本智子さん

起業(花屋)×自然
Iターン
東京から移住

お花に囲まれ、大好きなブライダルの仕事‼

●加佐の西方寺地域を選んだ理由● 
 私は大学の農学部を卒業後、ハーブガーデンの仕事を経て、20代は東京・大阪でブライダルフラワー(フラワーデザイン)の会社で働いていました。 30代頃から無理をすると喘息の症状がでたこともありいつか空気の綺麗な場所に住んで自給自足の生活をしたいと思っていました。
 大阪で「新農業人フェア」のイベントに参加し、京都府のブースで色々と話を伺い、後日、京都府庁を訪ね移住者の受け入れに積極的な地域として西方寺平を紹介していただき、舞鶴に話を聞きに来たのが、この地域を知ったきっかけです。


​ その後もあたたかく接していただき、地域や移住者の方々との交流や農業体験をさせていただくことで、この場所で皆さんと一緒に暮らしたいという気持ちが強くなりました。また、空き家探しもお世話になり、農地と住居が見つかったのを機に移住しました。一年後には、「若い衆でやろう会」の力を借りてハウスも立てていただき、現在は主人がハウス3棟で万願寺甘とうの栽培をしています。

●お店のことと今後の抱負 ●
 移住後、パートの仕事を探していたところ、花屋を経営する近所の花農家さんが、ブライダルフラワーが出来るスタッフを探しておられたので、店長としてしばらく働きました。その後、本社が水害に遭いお店を閉店する際に、そのまま店舗を引き継がせてもらい現在に至っています。


 お店は南田辺大内交差点近くで、子供の名前の桜と言う字を入れて「空桜」という名で6年目になります。 移住当時、0歳だった子供の桜翼は少学2年生になり、のびのびと元気な子に育ち家の前の水路にホタルを一緒に見に行っています。
 お店の自分が好きなブライダルの仕事ができるのも、多くの方とのご縁でつながりお世話になった皆様と家族の支えのおかげと感謝しています。​ これからの夢は今までの経験を活かし、家の周りにハーブガーデンを作ることと、自分の花の技術を若い人に伝えていくことです。

​※この記事は、舞鶴市加佐地域農業農村活性化センター「大庄屋上野家」が発信している「移住者インタビュー」を転記したものです。

移住者インタビュー