移住者インタビュー 東地区酒井 雄生

子育て×農業
Iターン
宇治市からの移住

 今回は、お試し住宅に入居中で、行政書士・社会保険労務士事務所代表をされている酒井さんにお話を伺いました。舞鶴で、お試し住宅で、どんな暮らしをされているのでしょうか?その経歴にも注目です。

―移住前はどんな仕事をされていましたか?

  私が生まれ育った宇治市で、行政書士・社会保険労務士事務所を開業していました。

20代の頃はパンクバンドでギターボーカルをしていたのですが、親に勧められて仕方なく就職しました(笑)。その会社の労務環境に疑問を感じたことがきっかけで、社会の労務環境を是正したいと思い退社し、猛勉強して資格を取得し開業に至りました。 

―なぜ舞鶴へ移住されたのですか?

 舞鶴出身の妻の実家が農家をしていて、手伝いをしによく来ていました。空が広く感じられ、山も、海もきれいで舞鶴に来るたびに好きになっていきました。宇治市ではマンションに住んでいたのですが、子供が生まれてから手狭に感じることも多くコロナ禍で仕事がリモートワークとなり、「場所にとらわれない働き方ができるなら舞鶴に住みたい」と思っていたところ、舞鶴市移住ポータルサイトでお試し住宅の入居募集記事を見つけ、自分たちの状況に丁度良く、古民家の魅力にも惹かれ思い切って応募しました。

 

―移住してどんな暮らしをしていますか?

 妻の実家の畑に通って、お米や野菜などを育てることに、夢中になっています。田んぼからは綺麗な海が見え、気持ちよく作業ができます。舞鶴のお米は宇治で食べるのと違って、水が綺麗なのか本当に美味しいです。最近、舞鶴の農産物の魅力づくりや私自身の生業を生かした労務環境の改善に取組みたいと思い、会社を立ち上げました。具体的な事業内容はまだ決まっていませんが、自分で農作物を栽培・加工・販売したり、企業に労務環境改善のためのセミナーを行うなど地域を元気にする力になりたいと思っています。

―お試し住宅での暮らしはいかがですか?

 玄関先の土間が広く部屋の間取りが工夫され開放的で使い勝手が良く、子供も、ペットも喜んでいます。土間にある箱窓からは、家の傍を流れる寺川と舞鶴を囲む山が見え家の中にいても季節を感じる事ができます。特に、天井の梁を露出しているところが雰囲気の良いカフェのようでとても気に入っています。

また、ご近所の方から野菜や手作りの梅酒をいただいたり、子どもにも優しくしていただいています。

―移住希望者の方に一言お願いします。

  とにかく、舞鶴に来てみてください。

【編集後記】

パンクバンド時代は、モヒカンヘアーだったという酒井さん。移住された時と変わらない優しい笑顔で、取材に応じていただきました。舞鶴の新しい特産品に期待しています!(文責 M)

         

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