地域の人と交流しながら障がい者就労支援‼
●加佐の神崎地域を選ばれた理由と感じた事を教えてください●
海なし県の埼玉県出身である私は妻の実家の神崎に来るたびに、目の前に広がる綺麗な海、まちのゆったりとした雰囲気や自然、「こんな環境でのんびりと暮らせたら良いのになあ~」と、思っていました。
移住する前は、「地域に溶け込めるだろうか・・・」「子供たちが保育園や小学校になじめるだろうか・・・」「仕事は見つかるだろうか・・・」など心配ごとは尽きませんでしたが、いざ住んでみると、近所の方に、子供用の学習机や洋服を頂いたり、じゃが芋・玉ねぎ・大根・キャベツなど、畑で取れた野菜を差し入れて頂いたり、都会にはなかった温かい地域の繋がりがたくさんありました。
3人の娘たちにも友達がすぐにできて、夏は浜へ遊びに行ったり、冬はソリ遊びにしたりと、私たちの心配をよそに、近所の子供たちとすっかり打ち解けて楽しく過ごしています。 また、町内行事の「歩こう会」「キス釣り大会」「バーベキュー大会」「お祭り」「懇親旅行」などにも移住した年から参加させていただき、新参者の私たちを温かく受け入れてくれた地域の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。神崎に移住して来て本当に良かったと、よく家族で話をしています。
●お仕事や目標と将来の想いについて教えてください● 仕事は、障がい者の支援をしている【まいづる福祉会】のフレンチレストラン『ほのぼの屋 東舞鶴』で就労支援員をやっています。ホール係として接客をしたり、利用者への支援計画の作成など、なれない仕事ばかりですが、相手の立場になって物事を考えるという点においては、今までしてきた営業の仕事と共通点も多く、やりがいのある仕事に就けたと思っています。
後、余談ですが、『ほのぼの屋』の客席やデッキから見える、四季折々の景色が素晴らしくて、毎日癒されてます。 今後は、障がいを持っている方が暮らしやすい社会になるように、みんなにとっても優しい社会になるように、積極的に地域活動をしていけたらと思っています。これからも、私たち家族をどうかよろしくお願いします。
※この記事は、舞鶴市加佐地域農業農村活性化センター「大庄屋上野家」が発信している「移住者インタビュー」を転記したものです。